🌿 餅・団子

白玉

白玉(しろたま・宝珠形)

『古今名物御前菓子秘伝抄』享保三年(1718年) 第50番

挿絵は準備中です
🌿 餅・団子見立て宝珠

上白米を一粒ずつ選んで粉にし、絹ふるいにかけ、水でこねて蒸し、薄くついて柔らかくし、中に白砂糖を包んで宝珠(ほうじゅ)の形に作る。色は黄はくちなしで染め、白はそのままにする。

材料上白米(粉、適量)、白砂糖(包む用・適量)、梔子(黄色染め用)
①生地を作る上白米を一粒ずつ選り分けて粉にし、絹篩にかける。水でこねて蒸し、臼で軽く搗いて柔らかくする。
②砂糖を包んで形を作る中に白砂糖を包み、形は宝珠のように作る。色は、黄は梔子で染め、白はそのままにする。
備考同じ「見立て」の系列に34番「よりみ川」51番「みかん餅」52番「なつめ餅」がある。

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白たま上白米を一粒ツヽゑり粉にして絹ふるひにかけ水にてこねむしてうすくつきやはらけ。中へ白さたうを包なりほうしゆのことく作り申候但色は黄くちなし以て染白は其侭なり

宝珠のかたちに作る、と書かれています。宝珠は仏具の如意宝珠のことで、下がふくらんで上が尖り、先が炎のように立ち上がる形です。寺の欄干や塔の先端に載っているあの形。菓子が仏具を写しています。梔子で染めた黄と、染めない白の二色で作り分けます。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

中に砂糖を包んで宝珠形に仕上げる上品なお菓子!黄と白の2色で作る見た目の美しさが茶席を彩ったワン。現代の白玉団子とは異なり、砂糖入りの宝珠形という気品ある一品だワン!