尋常品

しき味噌とうふ

しきみそどうふ

『豆腐百珍』天明二年(1782年) 尋常品 第18品

しき味噌とうふ
🥣 敷き味噌山葵味噌軟とうふ

茶碗をよく温めておき、温かい山葵味噌を底に敷いて、花鰹をのせ、ほどよく煮た軟(おぼろ)とうふを網杓子ですくって盛る。

山葵味噌の作り方は、第82品「茶とうふ」の下に出している。

材料軟(おぼろ)とうふ、山葵味噌、花鰹
①茶碗を温める茶碗をよく温めておく。
②山葵味噌と花鰹を敷く温かい山葵味噌を底に敷き、花鰹をのせる。
③軟とうふを盛るほどよく煮た軟とうふを網杓子ですくって盛る。
ポイント山葵味噌の作り方は第82品「茶とうふ」の本文にある(味噌に胡麻と胡桃をすり合わせておき、使うときにすり山葵を入れる)。第36品「赤みその志き味噌とうふ」はこの品の赤味噌版とみられる。
しき味噌とうふの作り方。①茶碗を温める ②山葵味噌と花鰹を敷く ③軟とうふを盛る

図の番号は、上の表の①〜③に対応する。

豆腐百珍の原本。しき味噌とうふの項
原本(コマ016)。
右の「十八」から読む
十八 しき味噌とうふ
茶わんよく温めをき山葵みその温なるを下へしき花かつほをおき烹調よき軟とうふをあみ杓子にてすくひもる也○山葵みそは[八十二]茶とうふの下にみへたり

原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「軟とうふ」はおぼろとうふ)。[八十二]は原本で枠に囲まれた品番号。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

器を温めて、温かい味噌を敷いて、ふわふわの豆腐をのせる。冷めないように気を配るのが、ごちそうの心だワン。