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🌿 餅・団子見立て粉のまま蒸す
現代語訳
よりみ川(34番)と同じく上白米を粉にして少し水を垂らし、ご飯のように固めて約3時間置くと固まる。ほぐして粉1升に氷砂糖の粉2合を加えてよく混ぜ合わせ、細かい裏ごし器で押すと干し飯のようになる。四角い箱に高さ1.5〜1.8cmほどふるい入れて蒸し、ひし形でも四角でも好みの形に切る。
現代語訳に基づくレシピ
| 材料 | 上白米(粉・適量)、氷砂糖の粉(適量) |
|---|---|
| ①固めてほぐす | よりみ川と同じように、上白米を粉にする。少量の水を垂らして飯のように固め、一時半(約3時間)ほど置くと固まる。それをほぐし、粉一升に氷砂糖の粉二合を混ぜ合わせる。 |
| ②篩い入れて蒸す | 目の細かい篩で押し出すと、干飯のような状態になる。これを高さ五、六分(約1.5〜1.8cm)の四角い箱に篩い入れ、甑で蒸す。形は菱でも四角でも、好みに切る。 |
| 備考 | 34番「よりみ川」と同じ生地の扱いから始まる製法。41番「柿入外郎餅」はこの製法の応用で、粉を半分入れたところで干し柿を並べ、その上からまた粉を篩いかける。 |
現代の逸品
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原文(翻刻)
ういろう餅右よりみ川のことく上白米粉にして少水をたらしめしかため一時半程間を置候へはかたまり申候をふりほとき粉壱升に氷さたうの粉二合入よくませ合こまかなるとをしにて押候へは干飯のことく成候を四角なる箱に高さ五六分程にして其箱の内へふるひ入こしきにてむしなりは菱になりとも四角に成共切申候
補足
生地を液状にせず、粉のまま篩い入れて蒸します。一度水で固めてからほぐし、篩で押し出して干飯のような粒にする。この状態で箱に入れて蒸すと、蒸気だけで一枚にまとまります。
41番の柿入外郎餅は、この製法の応用です。粉を半分入れたところで干し柿を並べ、その上からまた粉を篩いかける。粒状だからこそできる層の作り方でした。
ほえまるより
案内人:ほえまる
現代の名古屋にも「ういろう」という名の菓子があるワン。米粉を一度ご飯にしてから粉に戻すという独特の手間が、あのもちもち感を生み出すワン。ひし形に切るのがおしゃれな仕上げだワン!