🍜 うどん形かくし葛おろし大根
現代語訳
豆腐を太いうどんのように切り、醤油と酒塩(さかしお)で煮て、かくし葛(くず)を使い、おろし大根をのせる。
「真の八杯とうふ」は妙品に出している。
現代語訳に基づくレシピ
| 材料 | 豆腐、醤油、酒塩(味つけに使う酒)、葛、大根 |
|---|---|
| ①うどんの太さに切る | 豆腐を太いうどんのように切る。 |
| ②煮て葛でとじる | 醤油と酒塩で煮て、かくし葛でうすくとろみをつける。 |
| ③おろし大根をのせる | 器に盛り、おろし大根をのせる。 |
| ポイント | 分量、煮る時間は書かれていない。「かくし葛」は、目立たない程度に薄く葛を引くこととみられる。 |
図の番号は、上の表の①〜③に対応する。
「草」と「真」、「八杯」という名
書道の楷書・草書になぞらえ、きちんとした作り方を「真」、略式を「草」と呼ぶ言い方がある。この品は「草」で、妙品の第81品「真の八杯とうふ」と対になる。
「八杯」の由来は、この品には書かれていない。第81品の本文が「水六杯・酒一杯・醤油一杯」で煮るとしており、その合計の八杯から来た名とみられる。
原文(翻刻)
右の「七」から読む
七 草の八杯とうふ
太温飩にきり醤油に酒しほの烹調にてかくし葛つかひおろし蘿蔔おく
○真の八杯とうふは[八十一]妙品に出たり
太温飩にきり醤油に酒しほの烹調にてかくし葛つかひおろし蘿蔔おく
○真の八杯とうふは[八十一]妙品に出たり
原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「太温飩」はふとうどん、「蘿蔔」はだいこん)。[八十一]は原本で枠に囲まれた品番号。
ほえまるより
案内人:ほえまる
豆腐をうどんみたいに切っちゃうのが面白いワン。とろっとした葛のつゆと大根おろしで、寒い日にうれしそうだワン。