🌿 餅・団子

求肥餅

求肥餅(ぎゅうひもち)

『古今名物御前菓子秘伝抄』享保三年(1718年) 第92番

挿絵は準備中です
🌿 餅・団子求肥長時間の練り

うどんの粉75匁(約281g)・餅米の粉50匁(約187g)・葛の粉7匁(約26g)・わらび粉7匁5分(約28g)・砂糖半斤(約300g)・水1升5合を合わせて鍋に入れ、弱火で一日中休まずに練り続ける。ちょうどよい加減に練り詰めたら鍋から出してうどんの粉をふりかけて切る。炒った白ごまをつけてもよい。

材料うどんの粉(75匁)、餅米の粉(50匁)、葛の粉(7匁)、わらび粉(7匁5分)、砂糖(半斤)、水(1升5合)
①材料を合わせるうどんの粉75匁(約280g)・餅米の粉50匁(約190g)・葛の粉7匁(約26g)・蕨の粉7匁5分(約28g)・砂糖半斤(約300g)・水一升五合を合わせて鍋に入れる。
②一日練り続ける火を細くして、一日ほど油断なく練る。よい加減に練り詰めたら鍋から出し、小麦粉を振りかけて切る。白胡麻を炒って付けてもよい。
備考一日中火から離れずに練り続ける工程は68番「竹流し」の手間とも通じる。

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きうひ餅うとんの粉七拾五匁餅米の粉五拾匁葛の粉七匁わらひの粉七匁五分さたう半斤水壱升五合いれ右六色合せなへに入火ほそくして一日程ゆたんなくねり能かけんにねりつめなへより出しうとんの粉をふりかけ切申候又白こまをいりて付申候

「一日程ゆだんなくねり」と書かれています。全百五種のなかで、最も長い時間ひとつの作業を続ける項目です。しかも火を細くして、離れずに練り続けなければなりません。

合わせる粉も六種。小麦、餅米、葛、蕨、それに砂糖と水。分量が匁単位で細かく指定されているのも、この項目の特徴です。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

現代の和菓子に欠かせない「求肥」のレシピ!4種類の粉を組み合わせた複雑な配合——一日中休まず練り続けるという根気のいる仕事だワン。あの滑らかさはこれほどの手間から生まれるワン。白ごまをつけるアレンジも粋だワン!