🌿 餅・団子羊羹東大本により補訂
現代語訳
小豆一升をよくよく煮て、絞る。それを粉にする。黒砂糖二斤(約1.2kg)を取り合わせ、常の羊羹のようによく蒸す。
現代語訳に基づくレシピ
| 材料 | 小豆(1升)、黒砂糖(2斤) |
|---|---|
| ①小豆を煮て粉にする | 小豆一升をよくよく煮て絞り、粉にする。 |
| ②黒砂糖を合わせて蒸す | 黒砂糖二斤(約1.2kg)を取り合わせ、常の羊羹のようによく蒸す。 |
| 底本との異同 | 底本(味の素食の文化センター所蔵本)はこの項目の本文が十八字で途切れており、「やうかり粉にいたしかんのことくに」としか読めない。東京大学総合図書館所蔵本により全文を補った。 |
現代の逸品
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原文(翻刻)
やうかんもち小豆壱升能々煮てしほり粉にいたし黒沙糖弐斤右取合常のやうかんのことくに能むし申候
補足
底本ではこの項目の本文が十八字で途切れており、長らく内容の分からない項目だった。東京大学総合図書館所蔵本に全文が残っていたため、そちらによって補った。底本に残る「粉にいたし」「かんのことくに」は、補った本文の該当箇所とそのまま一致する。
「常のやうかんのことくに」とあるのは、75番「羊羹」の作り方を指す。小豆をこして粉にし、砂糖と合わせて蒸す点は共通するが、こちらは葛やうどんの粉を加えず、黒砂糖を使う。
ほえまるより
案内人:ほえまる
読めないと思われていた三項目のひとつが、別の伝本から出てきたワン。小豆を煮て、絞って、粉にする——ここまでが手間のかかるところだワン。