🌿 餅・団子

ふわ餅

ふわ餅(ふはもち)

『古今名物御前菓子秘伝抄』享保三年(1718年) 第55番

挿絵は準備中です
🌿 餅・団子見立てまるまる

もち米の上白を一粒ずつ選んで粉にし、絹ふるいにかけ、水でこねて蒸し、臼で十分によくついて作る。

材料うるちの上白米(適量)
①米を選んで粉にするうるちの上白米を一粒ずつ選り分け、粉にして絹篩にかける。
②こねて蒸し、よく搗く水でこねて蒸し、臼で十分によく搗いて作る。名前のとおり、十分に搗いて柔らかく仕上げるだけの最も単純な餅。
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もち米を粉にして湯でこね、中にあんを入れて丸く作り蒸す。

差分うるち米を粉にして湯でこね、中に餡を入れて丸く作って蒸す。現代の大福の原型ともいえる一品。
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とうもろこしの粉1升にもち米の粉1升を加え、湯でこねて小さく丸めて蒸す。

差分唐黍(とうもろこし)の粉一升にうるち米の粉一升を合わせ、湯でこねて小さく丸めて蒸す。
備考「まるまる」の名は39番のまるまるにも登場する。丸めることそのものが名前になっている一群。

準備中です。お楽しみに!

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ふはもちうるし上白米一粒つゝゑり粉にして絹ふるひにかけ水にてこねむしてうすにて成程能つき作申候
あんのまなく右のことゝうるし来を粉にして湯にてこね中へあんを入丸く作りむし申候
もろこしのまる〳〵もろこしの粉壱升にうるし米の粉壱升入湯にてこねちいさくまろめむし申候

「まるまる」という名の菓子が、この本には三つあります。39番のまるまるは林檎ほどの大きさ、57番は餡入り、60番は唐黍の粉を混ぜたもの。丸めることそのものが菓子の名になっています。55番のふは餅は、名前のとおり十分に搗いて柔らかく仕上げるだけの、最も単純な餅。この三つを並べると、江戸の菓子がどれほど素朴な差で名を分けていたかが見えてきます。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

シンプルな白い餅!「よくつく」ことが全て——臼で丁寧についた餅は滑らかでふわふわになるワン。シンプルだからこそ素材と技術が全てを語る。一粒ずつ選ぶ丁寧な下処理から始まる江戸の職人気質だワン!