🍂 秋の菓子

いもまき

いもまき

『古今名物御前菓子秘伝抄』享保三年(1718年) 第30番

いもまき
🍂 秋🍡 餅・団子山芋胡桃

上白米を一粒ずつ選り分けて粉にし、絹篩にかける。粉一升に氷砂糖の粉二合を入れ、湯でこねる。幅四寸(約12cm)、長さ一尺(約30cm)ほどに延ばす。山芋を丸く細く、長さ一尺ほどに整える。剥き胡桃と、餡を五勺(約90mL)ほど山芋のまわりに置き、生地で巻き込む。蒸してから一時(約2時間)ほど置き、好みの形に切る。

材料上白米(適量)、氷砂糖の粉(適量)、山芋(適量)、剥き胡桃(適量)、あん(5勺)
①生地を作る上白米を一粒ずつ選り分けて粉にし、絹篩にかける。粉一升に氷砂糖の粉二合を入れ、湯でこねる。
②生地を延ばす幅四寸(約12cm)、長さ一尺(約30cm)ほどに延ばす。
③芯を用意する山芋を丸く細く、長さ一尺ほどに整える。
④巻き込んで蒸す剥き胡桃と餡を五勺(約90mL)ほど山芋のまわりに置き、生地で巻き込んで蒸す。蒸してから一時(約2時間)ほど置き、好みの形に切る。長さ一尺(約30cm)の巻き物で、断面に山芋の芯が現れる構造は現代のロールケーキに近い。86番「山の芋餅」も同じ山芋を使うが、あちらは生と蒸しの粉を二度使う全く違う製法。

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上白の米を一粒つゝえり粉にして絹ふるひにかけ湯にてこねひてはゝ四寸に長さ壱尺程にのし山のいもを丸ほそく壱尺程にこしらへむきくるみ少あんを五勺程いものまはりに置まきこめむし一時程の間置なり色〻に切申候
案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

一尺って三十センチだワン。輪切りにすると芯の山芋が丸く出てくる、たぶん見た目もきれいなお菓子だワン。