⏳ 一日煮る鰹だし炭火
現代語訳
鰹のだし汁で、なるべく炭火の強すぎず弱すぎない火を使い、一日じゅう、朝から暮れまで煮る。豆腐に「す」が立つようにする。
現代語訳に基づくレシピ
| 材料 | 豆腐、鰹のだし汁 |
|---|---|
| ①鰹だしを用意する | 鍋に鰹のだし汁を張り、豆腐を入れる。 |
| ②炭火で一日煮る | 炭火の中火で、朝から暮れまで一日じゅう煮る。 |
| ③すが立てば仕上がり | 豆腐に細かな穴(す)が立ち、だしを含んだら盛る。 |
| ポイント | ふつうは嫌われる「す」を、わざと立たせてだしを含ませる料理。「文武火」は強すぎず弱すぎない火のこと。味つけや食べ方は書かれていない。 |
図の番号は、上の表の①〜③に対応する。
原文(翻刻)
「八十六」の二行
八十六 煮熟とうふ
鰹脯のだし汁にて尤炭火文武火を用ひ終日あさよりくれまで煮る豆腐すだつべし
鰹脯のだし汁にて尤炭火文武火を用ひ終日あさよりくれまで煮る豆腐すだつべし
原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「煮熟」はにぬき、「鰹脯」はかつほ、「文武火」はつよからずよわからぬひ、「終日」はひねもす、「すだつ」はすが立つ)。
ほえまるより
案内人:ほえまる
朝から晩まで、ことこと一日。すが立った豆腐にだしがしみて、おでんのような味になりそうだワン。