妙品

鶏卵でんがく

たまごでんがく

『豆腐百珍』天明二年(1782年) 妙品 第80品

鶏卵でんがく
🥚 卵田楽ふくれる

卵を割り、醤油と酒塩を少し入れ、酢をほんの少し加えてよくかき混ぜ、田楽にぬって焼く。ふくれるのを目安とする。罌粟の実とすり山葵を置く。

材料豆腐、卵、醤油、酒塩、酢、罌粟の実、山葵
①卵だれを作る卵を割り、醤油と酒塩を少し、酢をほんの少し加えてよくかき混ぜる。
②田楽にぬる串に刺した豆腐に、卵だれをぬる。
③ふくれるまで焼く卵がふくれるまで焼き、罌粟の実とすり山葵を置く。
ポイント酢をほんの少し入れることで、卵がふくらみやすくなるとみられる。焼き加減は「ふくれる」のが目安とある。
鶏卵でんがくの作り方。①卵だれを作る ②田楽にぬる ③ふくれるまで焼く

図の番号は、上の表の①〜③に対応する。

豆腐百珍の原本。鶏卵でんがくの項
原本(コマ030)。
右の「八十」から読む
八十 鶏卵でんがく
たまごを剖り豆油と酒しほ少し入れ醋を最少し加へよく攪ぜ田楽にぬり炙にするなりふくれるを度とす○罌粟と擦山葵をく

原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「鶏卵」はたまご、「剖り」はわり、「豆油」はしやうゆ、「最少し」はいつちすこし、「攪ぜ」はかきまぜ、「度」はど、「罌粟」はけし)。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

卵をぬって焼くと、ぷくっとふくらむ。ふくらんだら焼き上がりの合図だワン。