奇品

藕根とうふ

はすどうふ

『豆腐百珍』天明二年(1782年) 奇品 第75品

藕根とうふ
🪷 蓮根敷き味噌美濃紙

藕根(蓮根)をおろし、水を絞った豆腐と等分に混ぜ合わせ、ほどよい量を取って美濃紙に包み、湯煮する。

白味噌に胡麻を等分にすり混ぜ、砂糖を少し加えて温めたものを敷き味噌にし、薬味を見計らって置き、その上に先の蓮根とうふをよそう。

材料豆腐、蓮根、美濃紙、白味噌、胡麻、砂糖、薬味
①蓮根と豆腐を混ぜる蓮根をおろし、水を絞った豆腐と等分に混ぜ合わせる。
②紙に包んで湯煮ほどよく取って美濃紙に包み、湯煮する。
③敷き味噌を作る白味噌と胡麻を等分にすり混ぜ、砂糖を少し加えて温める。
④味噌の上に盛る器に敷き味噌をのばし、薬味を置いて、蓮根とうふをよそう。
ポイント薬味の種類は書かれていない。蓮根のでんぷんで、もっちりまとまるとみられる。
藕根とうふの作り方。①蓮根と豆腐を混ぜる ②紙に包んで湯煮 ③敷き味噌を作る ④味噌の上に盛る

図の番号は、上の表の①〜④に対応する。

豆腐百珍の原本。藕根とうふの項
原本(コマ028)。
右の「七十五」から読む
七十五 藕根とうふ
藕根を擦し豆腐水をしぼりて等分に混ぜ合せよきほどにとりみの紙に包み瀹して○白味曽に胡麻等分にすりまぜ沙糖少し加へ温めたるをしきみそにして辣料見あわせにをき右のはすとうふをよそふなり

原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「藕根」ははす、「擦し」はおろし、「沙糖」はさたう、「辣料」はやくみ)。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

蓮根をすりおろして豆腐と合わせると、もちっとしそう。甘い胡麻味噌との組み合わせもやさしい味だワン。