奇品

六方焦着とうふ

ろっぽうやきどうふ

『豆腐百珍』天明二年(1782年) 奇品 第62品

六方焦着とうふ
🔥 六面焼き焼き豆腐油

一丁を四つ切りにするくらいの大きさにして角に切り、四方と上下とも(六面すべて)を鏊子(平たい焼き鍋)で焼く。

もちろん水気を切り、鍋には油を少しひく。味つけは好み次第である。

材料豆腐、油
①角に切る豆腐一丁を四つに切るくらいの大きさの角に切る。
②水気を切るもちろん水気をよく切っておく。
③六面を焼く油を少しひいた平たい鍋で、四方と上下の六面を焼く。
ポイント「六方」は前後左右と上下の六つの面のこと。味つけは書かれていない。今の焼き豆腐とは違い、六面すべてに焼き色をつけるのが要点とみられる。
六方焦着とうふの作り方。①角に切る ②水気を切る ③六面を焼く

図の番号は、上の表の①〜③に対応する。

豆腐百珍の原本。六方焦着とうふの項
原本(コマ025)。
右の「六十二」から読む
六十二 六方焦着とうふ
壱挺四ツ切ぐらひの大きさにして角にきり四方上下ともに鏊子にて焼也勿論水気をさりなべに油を少しひくべし調味このみしだひ

原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「焦着」はやきつけ、「壱挺」はいつちやう、「勿論」はもちろん)。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

六つの面ぜんぶをこんがり焼く。どこを食べても香ばしいのがうれしいワン。