奇品

玲瓏とうふ

れいろうどうふ

『豆腐百珍』天明二年(1782年) 奇品 第58品

玲瓏とうふ
🧊 玲瓏寒天冷ます

干凝菜(寒天)を煮溶かし、その湯で豆腐を煮しめ、冷まして使う。味つけは好みに従う。

材料豆腐、干凝菜(寒天)
①寒天を煮溶かす干凝菜(寒天)を、よく煮溶かす。
②その湯で煮しめる寒天を溶かした湯で、豆腐を煮しめる。
③冷まして使う冷まして、寒天が固まったところを使う。
ポイント寒天の量や豆腐の切り方は書かれていない。「玲瓏」は玉のように透き通って輝くさま。原本では「玲瓏」に「こほり」と振り仮名があり、寒天で氷のように光る見た目にちなむ名とみられる。
玲瓏とうふの作り方。①寒天を煮溶かす ②その湯で煮しめる ③冷まして使う

図の番号は、上の表の①〜③に対応する。

豆腐百珍の原本。玲瓏とうふの項
原本(コマ024)。
「五十八」の二行
五十八 玲瓏とうふ
干凝菜を煮ぬき其湯にて豆腐を烹しめさましつかふ調味このみ随ひ

原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「玲瓏」はこほり、「干凝菜」はかんてん、「調味」はてうみ)。一覧の読みは「れいろうどうふ」としている。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

寒天の湯で煮て冷ますと、氷みたいにきらきら。夏に食べたら涼しそうだワン。