🔶 揚げる葛粒々の衣
現代語訳
中くらいの賽の目に切り、箍籬(いかき・笊)に入れて振り回して角を取る。葛を粗く米粒ほどに砕いて豆腐にまぶしつけ、そのまま油で揚げる。
現代語訳に基づくレシピ
| 材料 | 豆腐、葛、油 |
|---|---|
| ①賽の目に切る | 豆腐を中くらいの賽の目に切る。 |
| ②笊で角を取る | 笊に入れて振り回し、角を丸くする。 |
| ③砕いた葛をまぶす | 葛を米粒ほどに粗く砕き、豆腐にまぶしつける。 |
| ④油で揚げる | そのまま油で揚げる。 |
| ポイント | 味つけや食べ方は書かれていない。名前は、粒々の衣を仏像の頭(螺髪)に見立てたものとみられるが、原文に説明はない。 |
図の番号は、上の表の①〜④に対応する。
原文(翻刻)
右の「五十三」から読み、左へ続く
五十三 釈迦とうふ
中骰にきり箍籬にてふりまはして角とり葛をあら〳〵と米粒ほどに砕き豆腐に纏しつけ其まゝ油にて煠るなり
中骰にきり箍籬にてふりまはして角とり葛をあら〳〵と米粒ほどに砕き豆腐に纏しつけ其まゝ油にて煠るなり
原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「釈迦」はしやか、「中骰」はちゆうさい、「箍籬」はいかき、「米粒」はこめつぶ、「纏し」はまぶし)。「あら〳〵と」の部分は字形が読みにくく、推定を含む。コマ022の左ページの終わりから、丁をめくったコマ023の右ページの初めへ続く。
ほえまるより
案内人:ほえまる
葛の粒々をまとって揚げると、カリカリの衣になるのかな。見た目も食感も楽しそうだワン。