尋常品

ハンペン豆腐

はんぺんどうふ

『豆腐百珍』天明二年(1782年) 尋常品 第5品

ハンペン豆腐
⚪ 包み煮長芋白玉とうふ

長芋をよくすり、水を絞った豆腐と等分(同じ量)にして、よくすり混ぜる。丸く取って美濃紙(みのがみ)に包み、湯で煮る。「白玉とうふ」ともいう。

材料長芋、豆腐、美濃紙
①長芋をする長芋をよくする。
②豆腐とすり混ぜる水を絞った豆腐と長芋を同じ量ずつ合わせ、よくすり混ぜる。
③丸めて紙に包む丸く取り、美濃紙に包む。
④湯で煮る紙に包んだまま、湯で煮る。
ポイント大きさ、煮る時間、味つけ、食べ方は書かれていない。美濃紙は美濃(岐阜県)で漉かれる和紙。紙に包むのは、煮るあいだ形を保つためとみられる。名前の「ハンペン」の由来は書かれていない。
ハンペン豆腐の作り方。①長芋をする ②豆腐とすり混ぜる ③丸めて紙に包む ④湯で煮る

図の番号は、上の表の①〜④に対応する。

豆腐百珍の原本。ハンペン豆腐の項
原本(コマ013)。
右の「五」から読む
五 ハンペン豆腐
ながいもをよくすり豆腐水をしぼりて等分によくすりまぜまろくとりみの紙に包みて湯烹す○白玉とうふともいふ

原本(jpg)で読んだ。字体は通行の字体に改め、振り仮名は省いた(「等分」はとうぶん)。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

長芋と豆腐を半分ずつすり混ぜて、紙に包んで煮る。ふわふわの白い団子になりそうだワン。白玉とうふという別名もかわいいワン。