「海人(あま)」は女性ばかりだと思われているが、男の海士(あま)もいる。その勇壮な暮らしぶりを見ていこう。
「海人(あま)」は女性ばかりだと思われているが、男の海士(あま)もいる。「何人(なんびと)」とは田力女(田を耕す女)の返称であるとも言う。裸で海中へ飛び込み、鮑(あわび)貝を取る。籠に縄をつけて海底へ持ちゆき、鮑貝を取り入れる。海士が海上に上がれば、すぐに縄を引いてその籠を舟へ取り入れる。
海人の生計はさまざまで、舟で釣針を使って鯛なども釣る。暖かい年は鯛は網でよく取れ、また縄にもよくかかる。
「裸で海に飛び込んで鮑を採るなんて、本当に命がけの仕事だワン!2015年に世界文化遺産になったのも納得の、誇り高い伝統だね。」