蜆貝(しじみがい)は、海と川の塩ざかいや湖水に多く生じる。その採取と養殖の知恵を見ていこう。
蜆貝(しじみがい)は、海と川の塩ざかいに多く生じる。また湖水にもある。小さいものを取って泥池の中で養い置けば、年を経て大きくなり味が良くなるという。
蜆を取るには竹籠を作り、底に「袋綱(ふくろあみ)」をつけて水中を掻いて取る。土砂と共に袋の中に入るが、蜆は袋の中に残り、土砂は袋の網目から漏れて抜けていく。「身蜆(みしじみ)」は貝を釜で炊き、水に揺って貝殻を取り除いて剥き身にするものである。
「小さい蜆を泥池で育てて大きくするなんて、江戸時代にすでに養殖の知恵があったんだね!身蜆の作り方も丁寧で驚くワン。」