大坂の天満橋から天神橋にかけての「天満市」では、松茸の頃になると松明を灯して商う幻想的な光景が広がる。
大坂の天満橋の北詰めより天神橋の北詰めの間を「天満市(てんまいち)の町」という。青物・干物などの大市が毎日毎夜盛んに行われる。松茸の頃は特に賑わい、松茸市は夜になると「松明(たいまつ)を灯して商う」ため幻想的な光景となる。
摂津国(兵庫県・大阪府)の能勢・勝尾(かつお)などの山々から夥しく出て、また丹波(京都府北部)からも多く来る。京都には高倉通・綿下る町に松茸市があり、甚だ繁昌している。京の稲荷山・高雄山・竜安寺などの松茸が名物である。
「松茸市で夜になると松明を灯して商売するって、幻想的な光景だワン!丹波や摂津の山々から夥しく集まってくるなんて、秋の一大イベントだったんだろうワン!」