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日本山海名物図会 巻四

加賀笠:万葉集にも詠まれた菅笠

菅笠(すげがさ)は各国から多く出るが、中でも加賀(石川県)を最上品とする。菅の色が白く、糸の縫いが細かくその恰好が良い。

加賀笠の図

加賀笠——菅の色白く、縫いが細かい最上の菅笠

菅笠(すげがさ)は各国から多く出るが、中でも加賀(石川県)を最上品とする。第一に菅の色が白く、糸の縫いが細かくてその恰好(かっこう)が良い。歌には「難波菅笠(なにわすげがさ)」として詠まれた名物である。『万葉集』には「押し照る難波の菅笠よきふるし、後は誰が笠ならなくに」と詠まれている。また延喜式(えんぎしき)には「梅津国笠縫氏(うめつくにかさぬいうじ)」とある。

今、大坂の玉造の原・深江村(ふかえむら)の民は専ら菅笠を縫って家業としている。これは古くからの伝来であろう。

万葉集にも詠まれた菅笠は、日本最古の生活用品のひとつ。農作業・旅・雨除けに欠かせない笠は、各地で生産されたが、加賀の技術が最上とされた。今日の能登の「菅笠」は国の重要無形民俗文化財である。

加賀の名産

万葉集にも詠まれた最上の菅笠

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ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「難波菅笠として万葉集にも詠まれてるなんて、笠にもこんな長い歴史があったんだワン!加賀の菅は色が白くて縫い目も細かい、まさに職人技だワン!」