菅笠(すげがさ)は各国から多く出るが、中でも加賀(石川県)を最上品とする。菅の色が白く、糸の縫いが細かくその恰好が良い。
菅笠(すげがさ)は各国から多く出るが、中でも加賀(石川県)を最上品とする。第一に菅の色が白く、糸の縫いが細かくてその恰好(かっこう)が良い。歌には「難波菅笠(なにわすげがさ)」として詠まれた名物である。『万葉集』には「押し照る難波の菅笠よきふるし、後は誰が笠ならなくに」と詠まれている。また延喜式(えんぎしき)には「梅津国笠縫氏(うめつくにかさぬいうじ)」とある。
今、大坂の玉造の原・深江村(ふかえむら)の民は専ら菅笠を縫って家業としている。これは古くからの伝来であろう。
「難波菅笠として万葉集にも詠まれてるなんて、笠にもこんな長い歴史があったんだワン!加賀の菅は色が白くて縫い目も細かい、まさに職人技だワン!」