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日本山海名物図会 巻四

松前昆布:若狭昆布の正体

北海道松前から遥々京都まで旅する昆布の大流通網——「若狭昆布」が若狭産ではないという驚きの真実。

松前昆布の図

松前昆布——北海道から京都まで旅する昆布の道

奥州(北海道)松前の海中の石に着いて生える。長さ数丈(数メートル)も海上に浮かびでるものを、長柄の鎌で舟から切って取り上げる。人家の屋根に干し、また屋根を昆布で葺く(ふく)こともある。

「若狭昆布(わかさこんぶ)」は若狭の海から出るのではない。松前産のものを若狭(福井県)に売り伝えて、ここで加工して売るので名物となったのである。松前からは乾鮭・干海鼠(ほしなまこ)・串鮑(くしあわび)なども多く出る。

「昆布ロード」は北海道松前から若狭、さらに京都・大坂へ続く江戸時代の大流通網だった。若狭では松前産の昆布を独自の製法で仕上げ「若狭昆布」として再ブランド化。産地ではなく加工地の名がついた典型例として、浅草海苔と同様の興味深い命名の歴史がある。

北海道・松前の名産

京都まで旅する昆布の道

元木昆布の天然真昆布切れ端(北海道産)
元木昆布の天然真昆布切れ端(北海道産)
野崎水産の礼文島昆布
野崎水産の礼文島昆布
産直ふーずの鮭フレーク
産直ふーずの鮭フレーク
きっすいのだし昆布
きっすいのだし昆布
えびえもんの昆布締め鮑
えびえもんの昆布締め鮑

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ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「若狭昆布って若狭で採れると思ったら松前から運んで若狭で加工するから若狭昆布なんだワン!産地じゃなくて加工地の名前なの!?江戸時代の昆布ロードって北海道から京都まで繋がってたんだね、感動だワン!」