大和国三輪の索麺(そうめん)は名物である。細いことは糸のようで、白いことは雪のようで、茹でても太らない。
大和国(奈良県)三輪の索麺(そうめん)は名物である。細いことは糸のようで、白いことは雪のようである。茹でても太らず、余国から出るそうめんの及ぶところではない。また阿波(徳島県)から出るものも名産で、三輪のそうめんに劣らない。
三輪には大己貴命(おおなむちのみこと)の神社がある。御神体は山そのものであり、鳥居だけあって社はない。参詣の人が多いため三輪の町は繁昌している。旅人を泊める旅籠(はたごや)でも名物だとして、そうめんでもてなすのである。
「三輪そうめんは旅人をもてなす旅籠の料理にもなってたなんて、奈良の誇りだワン!千年以上も続く伝統の細さと白さ、一度食べてみたいワン!」