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日本山海名物図会 巻三

晒蝋:木蝋を天日に晒して白くする

櫨の実から搾った木蝋を臼で搗き、天日に晒して漂白する晒蝋。蝋燭の原料として薩摩藩を支えた特産品。

晒蝋の図

晒蝋——木蝋を天日に晒して白く仕上げる

櫨(はぜ)の実から搾り取った蝋(木蝋)を、臼で搗いてから天日に晒して漂白したものが「晒蝋(さらしろう)」である。

蝋を桶に入れ、日に何度も水にさらしながら乾かすことを繰り返し、白く仕上げていく。薩摩・大坂の双方で盛んに行われた工程であった。

晒蝋は蝋燭(ろうそく)の原料として重宝された。黒砂糖と並び、薩摩藩の特産品として諸国に送られた。
ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「サトウキビから黒砂糖、ハゼの実から白い蝋……南国の恵みを丁寧に加工する知恵がすごいワン!」