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日本山海名物図会 巻三

京都西陣織:高機と空引で数十種

京都西陣で織り出す絹織物は唐織にも勝る精巧さで、緞子・金襴・天鵞絨など数十種類にのぼる。高機と空引という精密な織りの技を伝える。

京都西陣織屋の図

京都西陣——唐織にも勝る豪華な絹織物

京都で織り出す織物は甚だ精巧(功奢)で、唐織(中国の織物)に負けない。中でも二重(ふたえ)のものは中国にも勝ってこまやか(細密)である。その品の種類を大概あげれば——

緞子(どんす)・綿錬(めんねり)・金襴(きんらん)・縮緬(ちりめん)・紗綾(さや)・綸子(りんず)・繻子(しゅす)・毛織(けおり)・紋絹(もんぎぬ)・光綾(こうあや)・茶宇(ちゃう)・光絹(こうきぬ)・竜紋(りゅうもん)・熨斗目(のしめ)・天鵞絨(びろーど)・錦(にしき)・綾(あや)・紗(しゃ)・茶丸(ちゃまる)・白呂(しろろ)・兜羅(とら)綿・片色(かたいろ)・糸絵絹(いとえぎぬ)・餅絹(もちぎぬ)などである。

「高機(たかはた)」で金銀を今・織りの類を、「空引(からびき)」という上の方で地紋(じもん)を綾どる技法で織り出している。

西陣織の「空引機(からびきばた)」は中国の花楼機(はなろうき)を改良したもの。複雑な文様を一本ずつ手で糸を引いて作る精密な技術は、数百年にわたって京都の職人に受け継がれてきた。

西陣織を今に

高機と空引——数百年受け継がれる精密な織りの技

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ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「西陣織は緞子・金襴・天鵞絨など二十種類以上、中国の唐織にも勝るって書いてあるのが誇らしいワン!複雑な柄を一本ずつ手で織る空引の技、気が遠くなる作業だワン。」