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日本山海名物図会 巻三

浅草海苔:品川で採れて浅草で加工

江戸の名物「浅草海苔」は、実は品川の海で採れる。加工の地の名が商品名になったこの海苔の誕生の謎を記す。

浅草海苔の図

浅草海苔——品川で採れ浅草で仕上げる名物

この海苔の元(原料)は、武蔵国(東京都)品川の海に生える。品川の町で製したものを「品川のり」というが、「浅草のり」は品川で取ったものをこの場所(浅草)で仕上げたものである。浅草海苔は仕上がりが宜しく、きれいで名物となっている。

その他、下総の葛西のり、出雲の十六島(うっぷるい)も皆名物である。また各地に川のりもある——駿州富士川より出るものを「富士のり」、下野日光山の川から出るものを「日光のり」、肥後の南地川から出るものを「菊池のり」、同国水前寺のものも有名な河苔(かわのり)である。

「浅草海苔」という名前が残ったのは、浅草での加工・販売が有名だったからである。産地ではなく加工地の名前が商品名となったケースは歴史的に多い。今日の「浅草海苔」の名声は江戸時代に確立されたものである。

浅草海苔を今に

品川で採れ浅草で仕上げる——江戸の海苔の名声

山本海苔店の一番摘み焼海苔
山本海苔店の一番摘み焼海苔
やまぐち開盛堂の希少浅草のり
やまぐち開盛堂の希少浅草のり
鈴吉海苔店の焼海苔
鈴吉海苔店の焼海苔

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ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「浅草海苔って実は品川で採れるんだワン!加工する場所の名前が商品名になったのが面白いワン。」