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日本山海名物図会 巻三

越前の石橋:半分が石、半分が木という奇観の九十九橋

越前国福井の名物・土蔵橋。半分は石、半分は木で作られた奇観の橋で、諸国の石橋と比較しながらその珍しさを伝える。

越前福井石橋の図

越前福井の石橋——半分は石、半分は木という一奇観

越前国福井の土蔵橋は、半分は石で作られ、半分は木で作られており、甚だ一奇観(珍しい見物)である。橋のたもとには当国の名物として蓑笠(みのかさ)を売る商人がいる。

石橋は小さいものは諸国にあるが、大きなものは稀である。京の三条大橋は橋杭を石で作られており、太閤秀吉公が増田右衛門尉長盛に命じて奉行させたものである。擬宝珠(ぎぼうしゅ)に銘が刻まれている。また甲州にも奇異な石橋があり、荻生徂徠先生の『峽中紀行』に見えている。

ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「石と木を半分ずつ使った橋なんて、なんておしゃれな発想なんだワン!京の三条大橋や甲州の石橋と比べてまで紹介されるくらい、当時から評判だったんだね。」