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日本山海名物図会 巻三

日光膳椀:堅牢で日用に耐える漆器

巻三の冒頭を飾る東国の名産。江戸から三十一里の日光山から出る椀や膳は、「堅地にして強し」と称される丈夫な漆器で、日用品として広く愛用された。

日光膳椀の図

日光膳椀——堅地(かたじ)にて強し、雑用に便り

下野国(栃木県)の日光山は、江戸より三十一里の地にある。ここより出る椀や膳(めし台)は、「堅地(かたじ)にして強し」と称される丈夫な漆器である。日用に便利だとして諸人が愛用している。

心越禅師(しんえつぜんし)はこの器を詩に詠んでいる——「刀鋸剛より出て、方固の器、膠浮く塗束(ぬりたば)は金玉の光。分与して間に通ず、太平の風雨に、太平の風雨に君王を拝す」。漆器の美と強さを讃えた詩である。

日光の漆器は「日光塗」として今日も知られる。輪島塗や会津塗と並ぶ東日本の漆器の伝統として、堅牢で実用的な日光の技は江戸時代から庶民の日常を支えてきた。

日光・東北の漆器を今に

堅牢な日光塗——江戸時代から続く職人の技

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ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「日光の漆器は「堅地にして強し」、丈夫さが売りだったんだね。心越禅師の詩まで詠まれるなんて、よっぽど愛された器だったんだワン!」