切り出した材木を川で運び出す「材木流し」。山の民が育んだ命がけの技を見ていこう。
山から切り出した木を谷川へ落とし、流れに乗せて運び出す。杣人は「鳶口(とびぐち)」を持ってこれを引き回し、山川の速い瀬をとびまわること、その軽さたるや猿のようである。
高い崖から木を突き落とし、あるいは谷川の滝場(たきつせ)を自由に引き回して、その材木を筏に乗り回す。よく鍛えられた、みごとな技の仕事である。
「蓋をするタイミングで炭の質が決まるって、炭焼きもすごい職人技なんだワン……じゃなくて、材木流しも命がけの技なんだワン!」
「蓋をするタイミングで炭の質が決まるって、炭焼きもすごい職人技なんだワン……じゃなくて、材木流しも命がけの技なんだワン!」