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日本山海名物図会 巻二

美濃釣柿:干し上がっても三寸の巨大柿

美濃(岐阜県)の釣柿は、その大きさで知られる名物である。

美濃釣柿・串柿の図

美濃釣柿——干し上がっても三寸の巨大柿

渋柿を、まだ熟していないうちに取って皮をむき、糸をつけて竿にかけ、日に干したものを「美濃釣柿(みのつるしがき)」という。安芸国西条の「気温坊(きおんぼう)」はその味が優れているというが、美濃の釣柿よりは小さい。

美濃の釣柿は味が良いだけでなく、その形も甚だ大きく、干し上がっても三寸(約9センチ)ほどの長さがある柿がある。生のときの大きさはいかばかりかと思われるほどである。

串柿・ころ柿も皆、渋柿から作られる。串柿は丹波より多く出て、ころ柿は山城の宇治が名物である。干すことで渋が抜け、甘みが凝縮される——日本の秋の恵みを無駄なく活かす智恵である。

柿の名産を味わう

吊るし柿・串柿——日本の秋の恵みを今に伝える名産品

干し柿・吊るし柿用 渋柿
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柿の専門店の干し柿(西吉野)
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能登柿之助のころ柿
能登柿之助のころ柿

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ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「干し上がっても9センチもある美濃の釣柿、生のときはどれだけ大きかったんだろうワン!」