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日本山海名物図会 巻二

鳥黐(とりもち):木の皮から作る粘着剤

紀州熊野の特産・鳥黐(とりもち)。木の皮から作られるこの粘着剤の製法を見ていこう。

鳥黐の製法

鳥黐(とりもち)——紀州熊野の家業

「細葉冬青(そよご)」という木の皮を剥ぎ、その汁を池の水に漬けておく。長期間漬けておいたものを取り出し、湯で煮て「鳥黐(とりもち)」とする。この製法については『本草必読』にも記されている。

紀州(和歌山県)の熊野山にはこの木が多く、地元の人は鳥黐を製造することを家業としている。この木は葉が細くて青く、その実は赤くて南天の実によく似ている。木立の姿が美しいので、生け垣にしても見事である。

鳥黐は鳥を捕まえるための粘着剤。枝に塗り付けておくと、止まった小鳥が足を取られる。今では狩猟用途は制限されているが、江戸時代には家業として成り立つほど需要があった。

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ほえまる
ほえまるの「ほえ〜!」コメント

「鳥黐って木の皮から作るんだね、自然の中に色んな材料があるんだワン!」