🍂 秋の菓子

青米餅

青米餅(あおごめもち)

『古今名物御前菓子秘伝抄』享保三年(1718年) 第74番

青米餅
🍂 秋🍡 餅・団子青米新米

稲の籾を爪でひねって試す。穂先のものはまだ白い液が出るが、中ほどの籾が爪に抵抗して固まってきた頃合いを見て、同じ熟度の稲だけを扱き集める。籾二斗に水二斗を鍋に入れて煮る。籾が固まってきたところを見計らって鍋から上げ、莚に薄く広げ、晴天のもと二、三時(四〜六時間)で干し上げる。少しでも天気が悪いと青く仕上がらない。木臼で搗いて焼き米にする。色は青く、柔らかい。

材料稲の籾(適量)、水(適量)
①収穫の頃合いを見極める稲の籾を爪でひねって試す。穂先はまだ白い液が出るが、中ほどの籾が爪に抵抗して固まってきた頃合いを見て、同じ熟度の稲だけを扱き集める。天候が悪いと失敗すると原典が明記する、全105種で唯一の菓子。
②煮る籾二斗に水二斗を鍋に入れて煮る。
③干す籾が固まってきたところを見計らって鍋から上げ、莚に薄く広げ、晴天のもと二、三時(四〜六時間)で干し上げる。少しでも天気が悪いと青く仕上がらない。
④搗いて焼き米にする木臼で搗いて焼き米にする。色は青く、柔らかい。

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青米餅いねのもみつめにてひねり見申候に本ほは白水のやうなる水出申候中からもみは爪にたへかたまり申候時同し比のいね斗をこきあつめもみ弐斗に水弐斗なへに入煮もみかたまり御座候を大かた心得して能時分になへよりあけむしろにうすくひろけ晴天に二三時の内ひどり申候やうに少も天氣あしく候へは青く成申さす候木うすにてつきやき米に仕候色青くやはらかに御座候
案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

爪で押した感触だけで摘む時期を決めるんだワン。曇ったらその年はおしまい、なかなか厳しい菓子だワン。