🎏 端午の節句

朝夷粽

朝夷粽(あさいなちまき・椿灰汁染め)

『古今名物御前菓子秘伝抄』享保三年(1718年) 第67番

朝夷粽
🌸 春5月5日椿の灰汁

上質の白餅米を一度水で洗い、椿の灰汁で約5時間冷やし、蒸籠で蒸して餅にすると黄色になる。粽の形に成形し、藁のしべで包んで常のように巻き、少し湯で煮て供する。灰汁は椿の灰1斗を水1斗5升で垂らして8升ほどに煮詰めて使う。

材料白餅米(適量)、椿の灰汁(椿の灰1斗+水1斗5升)、藁のしべ
①灰汁を作る椿の灰1斗を水1斗5升で垂らして灰汁を取り、8升ほどに煮詰めて使う。現代では重曹水で代用できる。
②米を灰汁に漬ける上質の白餅米を一度水で洗い、椿の灰汁で約5時間冷やす。
③蒸す蒸籠で蒸すと黄色になる。この鮮やかな黄色が大理粽(66番)との見た目の違い。
④成形して巻く粽の形に成形し、藁のしべで包んで常のように巻き、少し湯で煮て供する。
備考椿の灰汁のアルカリ成分がもち米のでんぷんに反応して黄色く染まる。現代の中国粽(ちまき)の製法に近い。

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あさいなまき上々白餅米を水にて一返洗精のあくにて二時半程至やしごしきにてむし餅に仕候へは黄色になり申候をつねのちまきのなりに仕合わらのしへにて包又上をもしへにて常のことくまき。少湯煮して遣申候 右之わくの拵様槙のはい壱斗を水壱斗五升にてあくのすみ申程にたれ申候へはあく壱斗弐升程御座候を八升程にせんしつめ遣申候
案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

椿の灰汁で染めた黄色い粽!灰汁の作り方まで詳しく書いてあるのが丁寧だワン。「朝夷(あさいな)」という勇ましい名前と上品な黄色のギャップが面白いワン。灰汁から一から手作りする徹底ぶりにほえ〜!だワン!