❄️ 冬の菓子

啜り団子

啜り団子(すすりだんご)

『古今名物御前菓子秘伝抄』享保三年(1718年) 第61番

啜り団子
❄️ 冬🍡 餅・団子小豆

唐干しの餅米の粉を湯でこね、小さく丸める。湯に入れて煮ると、上に浮いてくる。これをぬるま湯へ移す。小豆を煮て擂り潰し、よい加減にして、この団子を入れて出す。

材料唐干しの餅米の粉(適量)、小豆(適量)
①団子を作る唐干しの餅米の粉を湯でこね、小さく丸める。
②茹でる湯に入れて煮ると、団子が上に浮いてくる。
③ぬるま湯に移すこれを一度ぬるま湯へ移す。この一手間が原文に明記されている。表面のぬめりを落とし、汁が濁るのを防ぐ工程と考えられ、現代のレシピでいう「冷水にとる」に相当する。
④汁と合わせる小豆を煮て擂り潰し、よい加減にして、この団子を入れて出す。

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たうほし餅米の粉湯にてこねちいさく丸め湯に入煮申候時上へうき申候是をまたぬる湯の中へうつし小豆を煮すりつふし能かけんにして右のたんこを入出し申候

原文は製法を記すのみで、名称の由来や季節を示す記述はない。見た目や温かい汁物という点で現代のおしるこに近いが、「おしるこの原型」と断定できるだけの根拠は原典にないため、本記事ではあくまで「近い」にとどめている。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

茹でたあと、いちどぬるま湯にうつすんだワン。この一手間で汁がきれいなままなんだワン。