🍡 饅頭・羊羹

羊羹

羊羹(ようかん)

『古今名物御前菓子秘伝抄』享保三年(1718年) 第28番・第75番

挿絵は準備中です
🍡 饅頭・羊羹蒸し羊羹二種の製法

小豆の濾し粉1升に白砂糖または黒砂糖3合、葛の粉1合、小豆の粉2合を加えてよく混ぜ合わせる。1尺4方(約42cm角)・高さ2寸(約6cm)の箱に入れ、約4時間蒸して冷まし、色々な形に切る。

材料小豆のこし粉(1升)、白砂糖または黒砂糖(3合)、葛の粉(1合)、小豆の粉(2合)
①生地を作る小豆の濾し粉一升に白砂糖または黒砂糖三合、葛の粉一合、小豆の粉二合を加えてよく混ぜ合わせる。
②型に入れて蒸す一尺四方(約42cm角)・高さ二寸(約6cm)の箱に入れ、約4時間蒸して冷まし、色々な形に切る。
挿絵は準備中です

あずき1升に白砂糖200匁(約750g)、よく選り除いた吉野葛2合・うどんの粉2合を調合し、常の羊羹と同じように蒸す。少し上の方に泡が立つくらいが頃合い。

材料あずき(1升)、白砂糖(200匁)、吉野葛(2合)、うどんの粉(2合)
①材料を整えるあずき一升、白砂糖二百匁(約750g)をよく塵を選り分ける。吉野葛二合をよく粉にし、うどん粉二合を加える。
②仕立てて蒸すこれらをすべて調合し、通常の羊羹のように仕立てて蒸す。加減は、表面が少し泡立ってくればよい。

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やうかん小豆のこし粉一升に白沙糖にても黒沙糖にても三合入葛の粉一合小豆の粉弐合入ませ合一尺四方の箱高さ弐寸程の箱へいれむし二時ほとさまし形はいろ〳〵にきり申候
やうかんの方あつき壱本白沙糖弐百目よくちりをゑり吉野くす弐合よく粉にしてうとんの粉弐合右何れも調合すねのやうかんのことくに仕候てむし申候かけんは少上の方にあわたち候へは能候

同じ本に羊羹が二つ載っています。二十八番は小豆のこし粉と小豆の粉を併用し、箱の寸法まで指定する。七十五番は小豆そのものを使い、葛は吉野産と指定し、うどん粉を加えます。しかも七十五番には「常のやうかんの如く」とある。四十七項目も離れた前の記述を、当然のこととして受けている書き方です。いずれも蒸し羊羹で、寒天は登場しません。

案内人の柴犬ほえまる

案内人:ほえまる

同じ本に羊羹が二回出てくるワン。しかも作り方がちがうワン。どっちが好みかな。