🌿 餅・団子焼き菓子金型
現代語訳 ── 第25番「やきまんちう」
四角い金型に7〜8分ほどの深さに縁をつけて蓋をし、はさみ状に柄をつける。その中に柔らかい饅頭(21番)を入れて表裏から焼く。
現代語訳に基づくレシピ ── 焼き饅頭
| 材料 | 柔らかい饅頭(21番で作る)、四角い金型(鉄製・7〜8分の深さ) |
|---|---|
| ①金型を用意する | 四角い金型に7〜8分(約21〜24mm)の深さに縁をつけ、上下ではさめるよう蓋を作り、はさみ状の柄をつける。ワッフルメーカーの祖先のような道具。 |
| ②饅頭を入れる | 21番で作った柔らかい饅頭を金型の中に入れる。発酵させた生地は焼くとさらに膨らむ。 |
| ③表裏から焼く | はさみ状の柄を持って表裏をひっくり返しながら、両面をムラなく焼く。四角い形に焼き上がる。 |
| ポイント | 21番の蒸し饅頭とは「焼く」という点で根本的に異なる菓子。金型に入れることで四角い形になる——この形状と焼き製法が、現代の群馬・埼玉の焼き饅頭文化につながる。 |
| 現代との違い | 現代の群馬名物「焼きまんじゅう」は串に刺して味噌ダレをつけて焼くスタイルが主流。江戸版は金型焼きで形が四角く、タレは記載なし——シンプルに生地と餡の旨みで食べる素朴な菓子だったようだ。 |
現代の逸品
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原文(翻刻)── 第25番「やきまんちう」
やきまんちう四角なるかねに七八分程ふちを付ふたを仕はさみのことく原を付其中へやはらかなるまんちうを入うらおもてよりやき申候
ほえまるより
案内人:ほえまる
現代の群馬・埼玉名物「焼き饅頭」の原型がここに!江戸時代からすでに焼き饅頭があったワン。四角い金型ではさんで表裏から焼く——まるでワッフルメーカーのご先祖様ワン。タレをつけて焼く現代版とどう違うのか、食べ比べてみたいワン!蒸す(21番)か焼く(25番)か——同じ生地でも仕上げ方でまったく別の顔になるのが面白いワン!